子どもが「やりたい」と言ったらドンドンやらせよう!料理は究極の家庭学習
息子はものを作ることが好きで、その延長なのか「ご飯を作ること」も好き。
小さい頃からご飯作りのお手伝いをしたがったり、今では「次の休みにオムライス作りたい!」と自ら計画したりしています。
「食べること」は「生きること」と密着しています。
だから「自分で作って食べること」は、「自分で生きている」という自信につながる。
すなわち自立につながります。
自炊と外食では断然自炊の方が安上がりですのよね。
極論過ぎるかもですが、大人になって自炊ができれば、がむしゃらに稼がなくても十分生きていく力となってくれると思うのです。
なので、「お手伝いしたい!」「お料理したい!」と言ったら、自分の心身と時間の許す限り、やらせてあげたいなと思っています。
初めは危なっかしくてハラハラ&イライラが止まらないかもしれないけど、未来への投資だと思ってグッとこらえて。
料理と言っても、 バラエティに富んだ、ありとあらゆる料理を覚えさせる必要はなくて。
いずれご飯が炊けて味噌汁が作れたらそれで充分。最強だと思っています。
ご飯とお味噌汁を作る工程の中に、料理の基礎がたくさん詰まっているし、自信がついてこれば自分でドンドン色んなメニューを作るようになることでしょう。
手に職ならぬ【手に食】です。
料理から広がる、興味や知識
2桁3桁の数字の読み方は、スケールを使って材料を測ることで徐々に覚えた息子(算数)。
また、旬の野菜を知ったり(生活)、鍋で湯を沸かすと湯気が出るのを見て「この白いのは何?」と気付いたり(理科)。
料理には、小学生で培う学習スキルがたくさん身についていると実感しています。
ただ机に座って教えられた知識を詰め込むだけだと、面白くないし何の役に立つん?って感じになりがち。
普段の生活で興味を持ったことが、役に立ったり授業で習うことと繋がったりした方が、きっと面白い。
その積み重ねの中で、
「勉強って面白い」「勉強は生きる上で役に立つんだ」
と気づいてくれたら嬉しいな〜と願っています。
お人柄も文章も大好きな稲垣えみ子さんの、料理エッセイに書かれていた言葉。
自分の食べるものを自分で作る。
それは自由への扉だ。
あなたはその自由を手放してはいけない。
出典:「もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓」稲垣えみ子著
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