プラスチック製のおもちゃは、積極的には買わない主義だし、よく聞く「知育」というワードも、あまり自分が目指す育児にはしっくりこずにいました。
そんな私が唯一、「これ、息子にいいかも!」と3歳の時に買い与えた知育玩具が
【LaQ(ラキュー)】
です。
それからというものどっぷりハマり、毎年サンタさんからのプレゼントはLaQをリクエスト。
彼の日常にはLaQがあり、7歳になった今でも暇を見つけては遊んでいます。
そしてこの4年間で「LaQのおかげで開花した?」と思える能力も感じられるようになってきました。
- LaQとは
- なぜ我が家がLaQを買うに至ったか
- LaQは何歳向け?子ども自身が作って楽しめるのはいつ頃?
- 空間認識能力・色彩感覚が養われている様子
- 苦手だった「人とのコミュニケーション」もLaQを通じてクリアできた!
LaQとは
LaQは、直径1.5㎝ほどの大きさの7種類のパーツを組み合わせて作るパズルブロックのことです。
カーブがかったパーツと組み合わせることで、平面や立体だけでなく、球体などの複雑で立体的な作品が作れるところが LaQならではの特徴ではないでしょうか。
作り方には文章が無く、図解を見ながら感覚的に作り上げていくので、慣れていけばまだ文字が苦手な子どもでも作ることができます。
なぜ我が家がLaQを買うに至ったか
当時よく読んでいたブログの中で「我が子が熱中している」という記事があり、先に私が興味を持ったのが始まりです。
息子は昔から、一人でもくもくと何かを作ったり作業したりすることが好きな子で、逆に大勢のお友達に群れて遊ぶのは苦手。
人見知り、場所見知りも激しく、先々のことを思うと親としては心配でしたが、息子自身が好きなことに熱中できる時間を尊重しようと思いました。
そんな時に存在を知ったのがLaQ。
息子が大好きなショベルカーが作れるキットが売っていたのが購入の決め手でした。
当時はブロックでショベルカーを作って遊んでいましたが、どうしてもブロックでは「ショベルカーっぽいもの」にしかならず。
LaQは球体や曲線がかった立体も作れるので、ショベルカーならではのキャタピラーやバケットも作れちゃうのです!
買った時はまだ息子は3歳になったばかりで、もちろん自分では作れません。
旦那さんが夜な夜な苦労してやっと作り上げたショベルカーを、息子があっという間にぶっ壊していたのが懐かしい思い出です。
(LaQは完成品を使って激しく遊ぶことには向いていません。ブロック同様、比較的すぐ壊れます汗)
大人でも最初は作るのに苦戦しますが、慣れてくると案外ハマります。
パーツとパーツを繋げる時の「パチッ」という音と感覚が何とも言えない気持ち良さ。
LaQは何歳向け?子ども自身が作って楽しめるのはいつ頃?
LaQの対象年齢は5歳からのようですが、対象年齢にこだわり過ぎず、本人が興味を持ったその時がタイミングだと思います。
ただ、あまり年齢が低過ぎると、
・パーツがかなり小さいので誤飲の心配がある
・子ども一人では作れないため親がかりになる
といった懸念点も。
我が家も、息子にLaQを買い与えた当初はまだ下の娘が0歳だったため、誤飲が心配でした。
なので娘の赤ちゃん期は、LaQで遊ぶのは娘が寝ている時だけにしていましたし、親の助けなしに設計図を見ながら自分で作れるようになってきたのは年中さんの頃(上の写真参照)。
結果、対象年齢にピッタリ当てはまる5歳になる年ですね(笑)。
空間認識能力・色彩感覚が養われている様子
LaQで遊ぶ効果として、
・集中力
・論理的・数学的思考
・色彩感覚
・想像力、表現力
などが挙げられています。
これらの効果を狙って買い与えたわけではありませんが、冒頭でも述べた通り4年越しに
「LaQのおかげで開花した?」
と感じる能力がいくつかあります。
まず、保育園時代から周りの人に「絵の色使いがイイ!」と褒められることが多かったのです。
息子が仕上げてくる絵は、ハッキリクッキリした原色を使ってカラフルに描いている印象。
あの頃は息子のなぜその色使いをするのか分かりませんでしたが、今思うと常日頃から色々な色彩のLaQに触れていたからかな?と思います。
また、小学校に上がってからは、先生から「手先が器用で、空間認識力や、図形を読み取る力が高い」と言われました。
学童の指導員さんからも「難しい設計図も瞬時に読み取れる」と褒められたり。
あれもこれもLaQのおかげなのか?
とは言え「男性は地図を読んだり車庫入れが得意」と言われるように、もともと空間認識能力が高い男の子は多いと言われています。
息子の場合も、もともとその能力があったのでは?と思われた方もいるかもしれません。
それも一理あるのかもしれませんが、周囲に認められ「これが自分の良さなんだ!」と自覚できるツールに出会えたことは、ラッキーなことだったように思います。
苦手だった「人とのコミュニケーション」もLaQを通じてクリアできた!
お友達と群れるより、一人でもくもくと物作りをすることが好きだった息子。
コミュニケーション力が低いことが親の悩み(本人は特に気にしていない)でしたが、息子はLaQで「自分は物を作ることが上手、得意」と自信がついて、 LaQやレゴ作りを通じてお友達と関われるようにもなっていきました。
偶然にも、1年生から入所した学童にもLaQが置いてあり、同じくLaQ好きの男の子と一番の仲良しになっているそう。
「好きなこと」をきっかけに、息子の人間関係が広がっていく様子が見れたのは親としても嬉しかったですね。
これからも、子どもの興味を良く観察して、世界を広げていく手伝いをできたらいいなと思います。