5月末で仕事を退職となり、今は有給消化中です。
昨日は子どものリクエストでカレーを作ったのですが…、
もはや産後初じゃないか⁉︎玉ねぎをしっかり炒めて作るカレー。
いつも炒めるなんてせずに、全部一気に鍋に入れてソッコー煮込んでましたが。
なんせ今は時間だけはたっぷりあるもので…。
お陰さまで子ども達から「今日のカレー美味しい!」連発いただきました(そんな違うかね⁉︎)。
こうしてシンプルな料理を手間暇かけて作る時間も、たまにはいいものですね。
話が逸れました。
私が40代を目前に控えて会社を退職すると決断した、そのきっかけとなった1冊の本を紹介したいと思います。
きっかけとなったというか、きっかけの「種」となった本。
それは、ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう」。
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外資系企業を退社して社会派ブロガーとして人気になったちきりんさん。
社会的に難しい題材も、ちきりんさんの手に掛かるとストンと腹落ちしやすく、かつ「で、あなたはどー思うの?」と自分で考えを深める余白を残す文章が好きです(でも追い詰められている感じがしない。優しいちきりんさん。)。
稲垣えみ子さんと並んで、ちきりんさんの本も相当読んでますね、私。
この感じ、私は秀才なのに親近感ある女性が好きなんだと思います(笑)。
内容としては、
・終身雇用は崩壊して、会社に頼らない生き方を模索する時代に突入するよ
・IT革命で、会社から個人へのパワーシフトが起こっていくよ
・20代は決めれたレールに沿って働いて経験を積んだとしても、自分の得意不得意が見えてきた40代で働き方を選び直すのも有りだよ
・そのためには、自分はどうやって生きていきたいのかを自分に問い続けることが重要
・食べていけるかどうかは置いておいて「やりたいこと」が明確になった人は最強
etc…。
今でこそ「ふんふん、確かに今はそんな時代だよね」と納得できる話ばかりなんですが、これ10年以上前に書かれた本ですから。
現代に通用する話を10年前に書き上げるちきりんさんは「預言者か⁉︎」と思わずにはいられません。
私自身、10年程前まだ20代だった頃にこの本に出会って読んだのが最初です。
あの頃は「こんなこと実際できたらいいけど…どうなんだろう」と実感が湧かないまま終わりました。
自分自身が、というより世の中的にも40代はおろか、30代で女性が転職なんてタブーな空気感があったように思います。
その一方で、「40代で働き方を選び直す」という一つの希望の種が、私の心の隅っこに植え付けられていたのは間違いないです。
10年の時を経て、働き方を考える岐路に立った時、ふとこの本を思い出しました。
「これってあの時読んだちきりんさんの本の通りなんじゃ?」。
家中探しましたが、どうやら手放していたようで、再度電子書籍で買い直すという(笑)。
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