先日仕事に行った時のこと。
朝のミーティングで、
「Nさん(ウチの部署で働くパートさん)が、今月から健康保険上の扶養を外れて働くことになりました。」
とリーダーから報告がありました。
このニュース、同じワーキングマザーとして、わたしはシンプルに嬉しかったのです。
Nさんが乗り越えた「130万円の壁」
配偶者の扶養に入りながら働く方々が気をつけている、103万円の壁、130万円の壁、というやつですね。
Nさんは、年間で130万円以上稼ぐ見込みがついてきたので、ご自身で社会保険に入ることを選択したのだそう。
Nさんは、長年ウチの会社に勤めてくいれているベテランのパートさん。
お人柄も仕事ぶりもとても優秀な人です。
扶養内で働くという条件を守りつつ、
・繁忙期である春秋は多め出勤
・閑散期かつお子さんの長期休みがある夏冬は休みを多めに取る
というフレキシブルな働き方をチョイスしていたNさん。
扶養に入るメリットを受けながら、会社に貢献できる形を常に考えながら働いてくれていました。
今回扶養を外れる理由としては
・お子さんが大きくなり、手がかからなくなったことで仕事時間を増やす余裕ができた
・というか気づいたらもう130万円の壁を越えそうだった!
ということだそう。なんと自然と壁越えをしていた!?
自分のペースでアクセルを踏んでいく、その背中をみせてくれたNさん
わたしは「扶養内で働く」「扶養から外れる」それぞれ何が良いとか悪いとか、そういった話をしたいわけではなくて。
働ける時間が限られている中でも、誠実な仕事ぶりでコツコツと仲間との信頼関係を築いてきたNさん。
働く地盤をきちんと固めつつ、自分のペースで、緩やかに仕事のアクセルを踏んでいく。
その姿が素敵だなぁと思ったのです。