皆さんは、お墓参りって行っていますか?
帰省した時、お盆の時などに足を運ぶという方が多いかもしれませんね。
私もその1人で、普段は年に1回ほどしか行けていません。
でも、何年かに1回ぐらいの頻度で、すごく悩んでいる時、どうしても苦しい時がやってきて、そんな時は祖母に会いにお墓参りに行きます。
「おばあちゃんに聞いてもらいたい」という気持ちになるんです。
祖母と一緒に暮らしていたわけでも、特別おばあちゃん子だったわけでもありません。
幼い頃から年に数回会っては、ただただ可愛がってもらったという、よくある祖母と孫の関係です。
「私をありのまま受け止めてくれる存在」という祖母に対する記憶が、大人になった今の私のシェルター的存在になっているのかもしれません。
「困った時だけ頼るなんて調子がいいな」という声が聞こえてきそうですが…ご先祖様は懐が深くてそんな私でも許してくれていると思っています。
そんな中ふと今日、「お墓参りに行こう」という思いが浮かびました。
ここ最近、特別大きく悩んていた自覚はなかったのですが、時間的にも余裕があったので、思いに従って行くことに。
お墓は車で20分くらいの場所にあります。
そうしてお墓の前に立ち手を合わせたら、自然と涙が溢れて止まらなくなりました。
辛くて苦しくての涙ではなくて、ただただ自分がこの世に存在できていることへの感謝の気持ちが溢れてきての涙でした。
思い返すとこの数ヶ月、自分自身がたどって来た道のりを振り返ったり、この先どう生きていきたいのかを考えたりして、感情の波を感じることが続いていました。
思考が過去に行ったり未来に行ったり、気持ちがなかなか落ち着かなかったことは確か。
そんな日々の中で、お墓に手を合わせて「今」の感情に意識を向けたら、あるのは感謝と幸せだけでした。
「今のままで大丈夫だよ」と、今自分が手にしてる物の有り難さに気付かせてくれるために、今日は祖母とご先祖様に呼ばれたのかもしれません。
おかげて気持ちをスッキリ&リセットできました。
今日はあいにくの雨模様だったのですが、なぜかお墓に手を合わせてワンワン泣いている時だけ雨が止んだんです。
それにもビックリ。
私は守ってもらえているんだな、と感じずにはいられませんでした。
いつもありがとう。