本好き小学2年生がハマっている本をご紹介します。
流行りのおもちゃも、Switchなどのゲームもない我が家。
テレビやYouTubeも視聴時間を決めているので、子ども達は暇な時間に何をしているのかといえば、もっぱら読書です。
以前、リビングに本棚を置いた記事を書きました↓↓。
リビングに本棚を置いた効果はジワジワ来ている様子(初めのうちは、児童書手に取っても「絵しか見てない」と言われてズッコケましたが)。
やっぱりリビングに本棚があると、リラックスしている時にサッと本を手に取りやすいのが良きですね。
小学2年生になった息子は文字もだいぶスラスラ読めるようになり、日々物語の世界を楽しんでいるようです。
息子が好きで良く読む本の中から、低学年のお子さんにオススメだなと思う本をご紹介したいと思います。
- ①まじめにふまじめなキャラが魅力!ギャグと言葉遊びで語彙力UP【かいけつゾロリシリーズ】
- ②時空を超えた大冒険!地理や歴史も学べる【マジックツリーハウス】
- ③始めから完璧な物なんてない!知識だけじゃない、挑戦欲も得られる!?【もののはじまり館】
①まじめにふまじめなキャラが魅力!ギャグと言葉遊びで語彙力UP【かいけつゾロリシリーズ】
イタズラの天才ゾロリが、弟子のイシシ&ノシシと共にお城とお嫁さんを探して面白おかしく冒険を繰り広げる、人気児童書。
昨年2022年で、かいけつゾロリは35周年を迎えたそうです。
ママさんパパさんの中にも「昔読んだことある〜」方いるのでは?
何を隠そう、私自身も小学生の頃どハマりし、図書館に通い詰めてはかいけつゾロリを読み漁っていた記憶があります。
私を本好きの道に導いてくれたのはゾロリ先生、と言っても過言ではないかもしれません。
ゾロリの(悪知恵が働く)頭の良さと人情深さ、シュールでクスッと笑える(下品さも否めない)ギャグが子どもにはたまらないのではないのでしょうか。
挿絵もふんだんに入っていますし楽しく読み進めるうちに、文字への抵抗も薄れて、
「一冊読めた!」「僕って本が読める!」という自信につながる、そんな児童書です。
言葉遊びを交えたギャグも豊富に散りばめられているので、楽しみながら語彙力UPにもつながると思いますよ。
②時空を超えた大冒険!地理や歴史も学べる【マジックツリーハウス】
日本発のゾロリ先生とは打って変わって、こちらのマジックツリーハウスはアメリカ発の児童書。
現在50巻まで発売されており、世界各国の子ども達に大人気の本なのだそう!
こちらの本は「かしこさ控えめ開成ボーイ」で注目されている高校生漫画家ぎん太君がオススメしていたことで、今年になって初めて知りました。
アメリカに住む幼い兄妹が、時空を超えることができるマジックツリーハウスを見つけ、世界各国さまざまな時代の地を大冒険するファンタジー。
「なんだか面白そうじゃん!」と早速1巻を購入。
かいけつゾロリよりも、文字も小さく挿絵も少ないので「食いつき悪いかな?」と思い、最初のうちは私が隣に座って音読してあげていました。
1章読んであげたら、その後からは自立して一人であっという間に読み切り「続きが読みたい!」のリクエスト。
すっかりハマったようです。
子ども時代の憧れ「ツリーハウス」と「タイムスリップ」、それだけで子どもはワクワクが止まりませんよね。
さらにその時代独特の文化や歴史を、子どもならではの視点で学んでいけるのも魅力。
1冊に2つのストーリーが収録されているので、意外と低学年でもサラリと読めちゃいます。
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3巻の「アマゾン大脱出」は、忍者がいた時代の日本にタイムスリップしますよ。
今後、戦地にタイムスリップするストーリーもあるそうで、子どもなりに平和について考えるきっかけ作りになればいいなと思います。
しかしまー主人公達の「控え目な兄と、活発な妹」という構図が我が子2人にそっくりで。
なんだか私は親近感が湧いて、頑張る姿にウルウルきます(よその子も我が子に感じる現象)。
頑張れ!ジャックとアニー!
③始めから完璧な物なんてない!知識だけじゃない、挑戦欲も得られる!?【もののはじまり館】
ラストは図鑑!
昆虫や恐竜など、子供達が興味を示しそうな図鑑は少しずつ買い揃えてきましたが、いまだに百科事典なるものはまだ手を出していませんでした。
もののはじまり館は、植松電機の社長、植松努さんがご自身の著書の中でオススメしていたものです。
「今世の中で役立っている物は全て、初めは全部手作り。まずはなんでも自分で作ってみよう!」
チャレンジすることの大切さを伝えたい、と紹介されていました。
イチ植松社長ファンの私としては買わずにはいられません(笑)。
その名の通り、自転車や自動車、家に食べ物にスポーツに、生活に身近な「もの(道具)」や「こと(慣習)」の始まった理由や目的が分かりやすく載っています。
これ、大人が読んでも面白い。
「フムフム、へー!そうだったんだ!」と、いい歳こいて発見がいっぱいです。
昔の携帯電話、デカッ!重さはなんと7キロ…。
そこまでしてでも(←失礼)外で電話ができるという便利さを追求する熱意が、今のスマホに繋がっていったわけですね。
息子も、ペラペラとめくり、興味があるページを見つけてはじっくり読んでいます。
そこですかさず、
「初めはみんな手作りなんだね!最初から完璧なものなんてないんだから、なんでもやってみるのが大事だね!」
なーんて親の想いを熱弁したりは致しません。
なんでも親の狙い通りにしむけていては、育児は面白くないですからね。
どんな本でもそうですが、読んだ後子どもがどう感じるか、どんな発見をするのかは、子どもだけのもの。
ということで、子どもが高学年以降も、親子でも、長く楽しめる百科事典です。
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これからも、好きな本をたくさん読んで、自分の世界をどんどん広げていって欲しいなと思います。