現在4歳の娘。花も恥じらう年中さんです。
娘は1年半くらい前からスイミングを習い始めました。
先に兄が習い始めたのを見て、自分もやってみたい!と感じたようです。
「もう辞めたい」と言い出したらどうすればいいのか
初めの頃は順調に楽しく通っていたのですが…ここ最近ずっと進級テストに落ち続けていることが本人的に面白くないようで(もちろん親的にもね笑)。
とうとうある日言い出しました。
「もうプール辞めたい!行きたくない!」
来たよ来た来た、習い事を見守る親ならば、避けては通れぬ子どもの「辞めたい」発言。
皆さんならこんな状況の時、どうしますか?
辞めたい理由にもよりますが、「せっかくだから続けて欲しい」と思ってあの手この手で励ます方が多いのではないでしょうか。
でもまぁ私もまだまだ未熟ではあるものの、伊達に母業を7年やってませんからね。
この「辞めたい」発言は、息子で何度か経験しているのでだいぶ慣れております(笑)。
原点回帰 子も親も心を落ち着けて純粋に楽しむ時間を
娘が「行きたくない!」と発狂したその日。
ひとまず通っているスイミングスクールはお休みして、近くの市民プールに一緒に遊びに行きました。
え、なぜ市民プール?泳ぎたくもないんじゃないの?って思うかもしれませんが、理由としては「純粋に楽しむ」という気持ちを改めて感じて欲しくて。
言ってみれば「原点回帰」ってやつです。
娘の場合はプールそのものが嫌になった訳ではないんですよね。
泳げたら楽しそう!と思って始めた習い事も、「楽しく泳ぐ」だけじゃダメで、「正しく泳ぐ」ことを求められる。気付いたら【評価】されている。
そりゃ面白くないですよね…
そういう【評価】から一旦離れ、ただただ楽しむ時間を過ごすのも大切ということを、以前に仲の良いママ友から学びました。
なので、花も恥じらうアラフォーの私も、このたびヨレヨレの水着を引っ張り出して「どうか知っている人に会いませんように」と心の中で唱えながら行って来ましたよ、市民プールに。
予想通り、娘はキャッキャと楽しそうにプール遊びを楽しみ、翌週からはケロッとして通っているスイミングスクールに行くことができました。
どの子にも通じる手法かはわかりませんが、ちょっぴり自信をなくしていたり、マンネリ気味になっている時には試してみても良いかもしれません。
別に親が体も張って習い事ごっこをしなくても、「じゃあ今日はお休みしようか」と、行きたくない気持ちを一旦受け止めてあげるだけでも、子どももリフレッシュできると思います。
「そうは言っても習い事って評価や進級テストがあるものだし、なんなら学校でも社会でも、評価からは逃げられないよ」
という声が聞こえてきそうですが…ホント、その通りでございます〜。
ただ、常日頃から親まで一緒になって評価する側に回っていては、子どもも逃げ場がありませんもんね。
親としては悩めるところですが、1回2回休んだからといって逃げ癖や休み癖がつくとは限らないし、
「一つのことを継続しないと意味がない」という時代でもないし。
以前の私はそういう考えができなくて「辞めたい」という息子に辛く当たってしまった経験があるので(息子よ、ごめんね)、その反省を踏まえて、今回はヨレヨレの水着を着た次第です(笑)。
ではでは、時間とお金のやりくりをして、我が子の習い事をサポートするママさんパパさん、これからもお互い頑張りましょう。