有難いことに、たくさんの方々の栄養相談を受ける毎日を過ごしています。
その面談の中では、健康体になるための「行動目標」を立てることを大きな軸にしています。
いわゆる、その方が実践したいと思える健康習慣を立てて、それを継続していけるようサポートするわけですね。

健康習慣に限らず、人は何か実行したいことがあっても、継続する難しさを感じています。
「やりたいことがあっても3日坊主で終わってしまう」
「続かない自分は意志が弱いんだ」
そんな風に自分を責めてしまっている方々を多く見てきました。
そんな方々に向けて今回は、習慣化しやすいタイミングのお話ができればと思います。
私自身も紆余曲折しながら実践して「これだ!」と体感できたからこそ話せる内容です。
なぜ朝がいい?人は夜になるにつれ気力も体力も失われていく生き物だから
目標を立てる時や、やりたいことがある時、実行のタイミングを夜に設定する人はとても多いです。
「仕事帰りにジョギングします」
「夜に筋トレします」
「夜のご飯の量を半分減らします」
などなど、夜が大人気。
仕事に家庭に役割を終えて、ゆっくりできる時間が「夜」ですものね。
しかし!目標が習慣化しやすいタイミングは、ズバリ「朝」です。
理由はシンプルで、人は朝が1番体力と気力に満ちているからです。
逆に、起きてから時間が経つにつれて、どんどん体力も気力も減っていくものです。
どんな人でもそれが普通です。
意思が強い弱いの問題ではありません。
「っしゃ!夕方から俄然やる気が湧いてきたー!」なんてこと、外的な刺激がない限りはあまり起こりません(誰かと約束している、とかそういう場合ですね)。
だから朝の時点では
「今日は帰りにスーパーで材料を買って煮込みハンバーグを作ろう♪」って思っていても、
「なんか疲れたから、やっぱスーパーでお惣菜買って帰ろ〜」となるし、
「毎日夜に30分ジョギングするぞ!」と決めても、
「なんかイマイチ走る気しないな…今日はやめとこ〜」
となってしまうのです。
また、夜のモチベーションは、昼間の出来事にも大きく左右されます。
昼間は、人との関わりの中で活動をしている時間。
例えばサラリーマンであれば、
「今日は成約も取れて目標達成!上司に褒められて最高な日だったな〜」ならば気分良くジョギングできるかもですが、
「急なクレーム対応に追われて営業どころじゃなかったよ〜。上司にもグチグチ言われて…帰ってジョギングなんかしてる気分じゃないよ。」
となってしまうこと、あるあるではないでしょうか?
このように、せっかくやると決めたことも、昼間の出来事によって行動意欲が左右され、実行できなくなってしまう、これも習慣を夜に設定している方の挫折パターンの典型です。
朝のうちに実行しておくと自己肯定感爆上がり!
また、朝のうちに決めたことをやり終えておくと、シンプルにその日1日スッキリ爽快に過ごせます。
朝から「今日はもうやるべきことが終わった~」と思えることと、
「帰ったらあれをやらなきゃ」と思いながら過ごすのとでは、気持ちの軽さが全然違うことは想像しやすいと思います。
朝の時点で自分の決めたことを終えられているという感覚は、間違いなく自己肯定感を爆上げしてくれます。
朝は時間がない!という人の落とし穴
「朝はバタバタで、そんな時間はない!」という声も聞こえてきそうですが…
そういった方は、残念ながら夜も夜で余裕がないことが多い傾向です。
育児真っ只中のパパ、ママはもちろんですし、おひとり様であってもクタクタで帰宅すれば自分の疲れを癒すことが最優先になるでしょう。
子育てや介護中といった、仕事以外にも果たす役割が多くある方は、朝だろうと昼だろうと高過ぎる目標設定は挫折の元です。
どちらにせよ、朝に余裕たっぷり!という方は多くはいません~。
現状の優先事項の洗い出しをして、その中で取り組めそうな目標を立てたいところですね。
まとめ
習慣化しやすいタイミングは「朝」ということを力説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
・やりたいこと、続けたいことは、気力体力共に満ちている朝が定着しやすい
・一日に起こる出来事に気持ちを左右されたり時間を失ったりしないのは朝しか無い
・朝にやるべきこと、やりたいことが終わっていると達成感と自己肯定感を感じながら一日を過ごすことができる
というお話をさせていただきました。