より良い自分であるための練習帳

アラフォーワーママ*育児*マインド*栄養

【日記】リカレント教育受けます! 大人の学び直しが当たり前の世の中に

このたび通信教育+通学で、キャリアコンサルタントの資格取得を目指すことにしました。

ずっとチャレンジしたかった大人の学び。

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「管理栄養士で復帰するんじゃ?」と思われた方もいるかもしれません。

そう、管理栄養士の仕事と並行しながら、新たに勉強をしていきたいと思っています。

私のように大人になってから「学び直しをしたいな」と思いながらも踏み出せない方は少なくないはず。

ちょっとでも、そんな方々の参考になればなと思います。

勉強しようを思ったきっかけ

ここ数年、じっくり学び直しをする時間が欲しいと思っていました。

学ぶなら、また栄養学か、興味があるのは心理学やメンタルヘルスの分野。

色々調べてはみるものの、なかなか踏み出せないまま時間が過ぎていました。

今でこそ、YouTubeなどを利用してスキマ時間に勉強している方も増えていますが「社会に出てまで勉強したくない」「興味はあっても勉強の時間なんて取れない」というのが大半の大人の本音かなと思います。

私も、フルタイムで働いていた頃はもちろん、産後は仕事と子育てに追われる中で「学びの時間を取るなんて夢のまた夢」でした。

「これから子どもにどんどん教育費がかかるのに、自分に教育費をかけるなんて…できやしないよ」

とも思っていました。

でも、海外では大人の学び直しは当たり前なことを知り、意識が少しずつ変わっていったのです。

社会人になった後も必要なタイミングで教育を受け直すことを「リカレント教育」というそう。

一旦会社員を中断して学校に通い、新たなスキルを身につけてまた社会復帰することも珍しいことではないそうです。

…ってこれ、今の私のことじゃん⁉︎それもありなんじゃないの⁉︎

そんな時に知ったのが「キャリアコンサルタント」の資格。

・心理学やメンタルヘルスのことも学べる

・栄養相談のカウンセリング力を上げていきたい中で、傾聴力も身に付けられる

これらの点に惹かれました。

学びの費用も「専門実践給付金」という国の制度を使ってサポートを受けられるということ。

意欲×時間×お金

この三つが揃っている今しかない!そう思いチャレンジすることにしました。

ワクワクに従って生きる

やりたいことは管理栄養士なのに、勉強するのはキャリアコンサルタント

普通に矛盾しているし、私のやりたい管理栄養士の仕事に実際どこまで役立つのかは未知数で、もちろん決断するまでに大いに悩みました。

心理学やメンタルヘルスなど、学びたいことはカリキュラムに入っているけれども、それ以外にも専門的知識をたくさん勉強しなくてはならないし、最後は国家試験も控えています。

「キャリアコンサルタントとして職を得たい人以外には、ヘビーな学びかもしれない」とも思ったし、実際に取得した先輩にも同じように言われました。

同じ学びなら、栄養の勉強に時間を使ったら?とも考えましたが、「私の場合、栄養のことは働きながら学ぶステージにいる」と判断しました。

それよりもなぜか「キャリアコンサルタント」の学びの内容に惹かれワクワクする自分の感覚に従ってみよう、そう思ったのです。

「自分が働く上で絶対に必要な資格」でも「これを学んだら絶対に稼げる!」という確信があるわけでもありません。

補助金があるとはいえ、それなりにお金も時間もかかります。

でも、自他ともに認められる「絶対や確信」が持てるまでウジウジ考えても一向に何も進まない。

動きながら考えることを大切にしたいなと思います。

管理栄養士は「栄養や食を通じて人をより健康に導くこと」が仕事。

キャリアコンサルタントは「対話を通じで人をより良い人生に導くこと」が仕事。

どちらも、その人がより良い自分を発揮できるようにお手伝いすることに変わりはありません。

そして私はこれらの資格がいずれ消滅しようと、そういう気持ちで人に寄り添える人でありたい。

だから、国家資格とか稼げるとか抜きに、私自身が本能的に欲しているスキルなのだと感じています。

余談 何はともあれ、時間の確保だと思う

こんな風にじっくり自分の気持ちを棚卸しできたのは、仕事を辞めて自分の時間を持てたからです。

もちろん、ワーママ時代から自分と向き合う時間を確保するために試行錯誤は繰り返してきました。

ただ棚卸しや決断を加速できたのは「退職」というターニングポイントがあったおかげです。

退職を勧めているつもりは全くありませんよ!

でも、日本の大人達が自分と向き合ったり、興味のある勉強をすることが難しいのはなんといっても圧倒的に「時間がない」ことが原因だと思います。

最低8時間勤務に休憩や通勤時間も含めて1日11時間くらい?仕事に取られたら、家に帰って勉強する気力など残ってなくて当然です。

「来月から我が社の公用語は英語です!」ばりの強制力がない限り、人間なかなか自分のためだけには頑張れません。

でも本のタイトルのように午後4時に仕事が終われば、またちょっと違いませんか?

その後好きな勉強したり、大学院や専門学校に行くことも現実的に可能ではないでしょうか。

今、日本もリカレント教育に力を入れ始めていると聞きます。

学びたい全ての人が、強靭な気力体力と、余暇時間に満ち満ちているわけではありません。

仕事を続けながら学び直しが当たり前の社会にするためには、勤務時間制度の見直しもぜひ検討してもらいたいなと思います。

 

てことで長くなりましたが、たくさん届いたテキストとにらめっこしながら、これから勉強を頑張りたいと思います♡