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初めてキャリアコンサルティングを受けてみた感想 自分のキャリアについて深掘りして考える

今日はわけあって、キャリアコンサルタントさんに面談をしていただきました。

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キャリアコンサルティングとは…

働く方の職業選択、職業生活設計、または職業能力開発および向上に関する相談に対して、助言や指導を行うこと(日本マンパワーより引用)

と定義されています。

無料で気軽にキャリアコンサルティングを受けられる時代

仕事の選び方や今後の働き方に悩む時って、誰にでもありますよね。

でも、上司や同僚に話すのは気が引けるし、友達に話すにしても職種が違うし建設的なアドバイスはもらえなさそう。

こうして1人で考えては堂々巡り…。

そんな時に、専門的な知識を持って相談にのってくれるのがキャリアコンサルタントさんです。

今回受けた面談は、厚生労働省が推進しているもので、一定の手続きを踏むことで無料で受けることができました。

キャリアコンサルティングを受けてみた感想

お話したのは1時間ほどでしたが、結論から言って

「これもっと早く受けておくべきだったかもー!」

と思えるくらい有意義な時間でした。

どのような価値観を持ち、どのような経験をしながら仕事や人生を歩んできたのか、この先はどうしていきたいのか。

追い詰めるような聞き方は全くなく、色んな角度から質問したり、モヤモヤしている思考を言語化する手助けをしてくれました。

相談内容によるとは思いますが、自分の歩んできたキャリアについて前向きに捉えて進めるようになる、そんな時間でした。

「キャリア」とは職歴だけを指すのではないのである

ところで「キャリア」と聞くと「職歴」をイメージする方が多いと思います。

「華々しいキャリアの持ち主」

「私なんてこれと言ったキャリアは無いんです〜」

そんな感じのフレーズや会話、よく聞きますよね。

でも実際キャリアとは単に職歴だけでなく、今までの経験やその人自身の人間性も含めて「キャリア」と呼ばれることをご存知でしたか?

例えば仕事を離れて、子育てに専念したり、ボランティアをしたり、それも人生の中で大きな経験の一つ。

前職での話ですが、子育てが落ち着いてから再度働き始めた方が何名かいました。

その方々は、もう何年も仕事から離れていたにも関わらず人間力がものすごく高いし、物事への柔軟性も調整力もめちゃくちゃあるんです。

我が子と向き合ったり、母や妻として多くの人と関わったりする中で養われていきたコミュニケーションスキルは絶大なものがあるのだと知りました。

こういったスキルや経験も、仕事に繋がる立派なキャリアです。

「仕事を辞めたら社会で孤立する!」と思い込んで正社員を手放したくなかった私とっては、衝撃的な発見でした。

誰もが羨むような職に就いたり、稼ぎ続けることだけがキャリアではないってことです。

専門的な力を借りて一緒にモヤモヤを紐解いてもらうのは大きな前進になる

それは分かっていても、これだけ多くの情報と生き方の選択肢が溢れ返る世の中なので「時に自分を見失うことがあって当然だろうよ」と私は思います。

「多くあり過ぎる」というのも時に人を苦しめるものですね…。

だからこそ、仕事や働き方について悩んだ時に一度専門的な力を借りてみるのも手だな、と今回改めて感じました。

モヤモヤしてたものを言葉にすることができたり、自分では価値がないと思っていた経験も、実は次へのステップに繋がっていたと気づけたり。

ちょうど梅雨の晴れ間のような、心のモヤモヤに光が差した1日でした。

キャリアコンサルティングを申し込みしたサイトはこちら

carigaku.mhlw.go.jp

予約後、ジョブ・カードと呼ばれる職務経歴書のようなシートの記入が必要ですが、転職希望先に出すような気合いは必要ありません。

ただ、

・このジョブ・カードを見ながら面談を進める

・自分の経験の棚卸しとして必要な事前作業

なので、適当に書くと不完全燃焼の面談に終わってしまうかもしれません。

自分を盛ることは必要なく、平常心で書き進めることがポイントです。

私もこのジョブ・カードにちょっと苦戦しましたが、書き切ってみると「意外と頑張って生きてきたじゃん自分♡」と思えましたよ(笑)。