より良い自分であるための練習帳

アラフォーワーママ*育児*マインド*栄養

スタートは週に1回20分の自分時間 小さな習慣が大きな成果をもたらす②

「この時間は私のもの」と宣言して、それを週一でも月一でも習慣化できている子育てママさんがどれだけいるでしょうか。

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「お金も時間も自分に使うなんてもったいない、それより子どもに投資しなきゃ。」
「チャレンジしたい習い事や勉強があるけど、もう少し子どもの手が離れたら。」
そう言っているママさんは多いし、ずっと私もそう思っていました。
けれども私は比較的、成長意欲や向上心が強いようでして。
子どもや仕事に追われて「なんだか自分はちっとも成長できてないんじゃないか?」という不満がチリチリ積もっていたのです。
「自分のことは後回し」「やるからにはきちんと完璧に」みたいなのが、どんどん自分の心身を硬直させます。
結果、行き場の無いエネルギーが子どもに向いて、過干渉になったり、やることなすこと完璧を求めちゃったり…。
ほーんと良くないループにハマってしまっていました。
長くなりましたが、「何かを変えたい、始めたい」その自分時間のスタートが「世間が思うきちんと」じゃなくても全然いいと思います。
むしろ本当に小さなことで良いぐらいです。

「小さなことを続けているのこそ、時間がもったいないのでは?」という声が聞こえてきそうですが…確かに、私もずっとそう思ってきました。
だから、何か即効性のあるテクニックは無いものか、考えあぐねて早数ヶ月…。
ってそう、結局何も動けないし変われないままフツーに何ヶ月も経っているんですよ〜。ショック!

気が付いたから平気で1年経ってたりして。

この方がずっと時間がもったいない…。

その原因は私の場合「やるからにはきちんと完璧に」の呪いでした。
そして幼い子ども達の存在(彼らの行動はイレギュラーに満ちています。予定通りに物事が進まない進まない泣)。
だから、
誰にも自慢できないレベルでもいいから「小さく始める」これが私のベストでした。


例えば「昔習っていたピアノをまた始めたいけど練習する時間も習うお金もない」としたら、
「週に1回ピアノのカバーを開けて椅子に座って一音鳴らす」から始めてもいい。
最初から「ショパンのなんとかかんとかを華麗に弾いてみせる!」とか思って始めない方が良いです〜。
カバーを開けて、椅子に座って、一音鳴らす、ならできるはず。
「自分、できた!」と自分を褒めて全然OK!
それを何週間何ヶ月と続けていると当然ですが物足りなくなって、
「もうちょっと弾いてみようかな」とか「10分でも弾く時間を作るにはどうしたらいいかな」とか考えられるようになっていきます。
いずれ習うにしたって、子どものように週1回でなくても、大人のピアノは月1回や2ヶ月に1回など選べるところもたくさんあります。
上達するための色んな方法や、思っても見なかった情報や副産物がやってくると思いますよ。
そしてもう一つの朗報。

それは自分のできたの積み重ねと共に時は流れて、少しずつ子どもの手がかからなくなってくるということです。
トイレも1人で行けるようになるし、添い寝しなくても1人で寝られるようになる。
あんなにママっ子だったのに友達と遊ぶのが楽しくなって、こちらを振り向きもしない。
永遠続くように思えた怒涛の日々も、いつの日からか「あれ?私ちょっと余裕出てきた?」みたいに感じられるように。
そしたら更に大きく動き出せるチャンス。
今まで、小さくも積み重ねてきた自分時間で助走してきた分、やりたいことに向けてより具体的に行動しやすくなっていると思います。

子どもがまだ小さいけれど、
・自分時間が欲しい
・現状を変えたい
・新しい習慣を身につけたい
そんな方は、是非「小さく始める」を意識してみると良いと思います♡