ここ数年、脱プラや、環境に配慮した暮らしを意識する動きが、日本でも世界でもグングン高まって来ていますよね。
私も親のハシクレとして、「子ども達に美しい地球を残したい」と考えている人間の1人です。
自宅でできるエコな取り組みの一つとして、今年から我が家で導入したのが
ベランダでも気軽に始められる「LFCコンポスト」を使って、家庭ゴミの削減にチャレンジしてみました!
そもそもコンポストってなに?
コンポストとは、野菜くずなどを、微生物と土が入った専用の容器に入れ、微生物の働きで分解、発酵させて作られた堆肥のこと。
要は、家庭から出た生ゴミを「捨てるのではなく、肥料に変えて生かす」ということをやるわけです。
どうしてLFCコンポストを選んだか
一言でコンポストと言っても、たくさんの種類があり、どれから始めて良いのか、かなり迷いました。
我が家の場合
- 庭がないマンション暮らしのため、小さなベランダでも気軽に始められること
- 臭いや虫を大量発生させて、同じマンションの住人に迷惑になることがあってはならない
- 土や容器を自作している時間的余裕がないこと
この3つの条件で考えた時に、LFCコンポストが最適かなという結論に至りました。
LFCコンポストは
- 庭を必要としないコンパクトなサイズ感のコンポスト
- 虫が侵入しにくいチャック付きの専用容器が付いている
- 専用の容器と土(基材)が一式届くため、 ソッコー始められる
と、我が家には好条件でした。
コンポスト生活は簡単3ステップ
トートバッグ型の専用容器の底に、底板を敷いてから内袋を入れ、内袋の中に基材を投入したら準備完了!
あとは
3ステップで、あら簡単。
ただ生ゴミを、ゴミ箱ではなくコンポストに入れるようになっただけなので、無理なく毎晩のルーティンに組み込む事ができました。
生ゴミを投入する期間の目安は2ヶ月程だそう。
生ゴミ量が多い家庭は2ヶ月待たずに満杯にかもしれませんし、少ない家庭は2ヶ月超えて投入できることもあるそうです。
ゴミだけど、ゴミじゃなかった!
(サツキとメイ風)
我が家はできた堆肥で、娘の好きなミニトマト、息子の好きな青じそ(←渋い)を育ててみました!
「ゴミを入れてたこの土で野菜ができるの?」
息子も興味深々。
ちゃんと育つか内心ヒヤヒヤしていましたが、そんな心配をよそにぐんぐん育っていくミニトマトと青じそ。
ただのゴミとして捨てられるのではなく、堆肥に生まれ変わったことで、新たな植物の命を育てる大きな力になってくれています。
コンポストライフが目的ではない
生ゴミが減ることは間違いなく良いことですが、どこの家庭でもコンポストを導入できる訳ではありませんよね。
生ゴミから堆肥を作っても、ガーデニングや菜園の環境に恵まれていなければ、使い道に困ってしまいます。
私もずっとコンポストに興味があったものの、
「堆肥ができても使い道がないし、ガーデニングしている暇もないし」
と思い、なかなか踏み出せませんでした。
しかし、今年になって旦那さんが突如「野菜作りをする!」と決意表明をし、それをきっかけにコンポスト生活を始めることができました。
でもコンポストはエコライフの手段の一つに過ぎません。
エコへの取り組み方は人それぞれ、できるやり方で始めれば良いと思います。
私個人の感想としては、
念願のコンポストライフが実現し、ゴミが減らせたことは大きな喜びでした。
でもそれ以上に
「ゴミだけど、ゴミじゃなかった!」的な、
「生ゴミは、燃えるゴミに捨てるのが普通と思っていたけど、肥料に変えることもできるんだ!」という「新たな視点の発見」を親子で経験できたのが大きな収穫でした。
「こうするのが当たり前だと思ってたけど、別の方法もあるんじゃないか?」という視点。
エコはもちろん、普段の暮らしの中で忘れないようにしたいなと思います。